八幡神楽

遠野遺産第129号

八幡神楽は明治維新以前、遠野一郷 の法印たちが寄り集まって演じたも ので、山伏神楽と呼ばれる神楽。遠 野郷八幡宮の役神楽。明治25年に 記した『御神楽虎の巻』の写しが存 在する。岩戸開きを最初に行うのが 特徴で、法螺貝を門付けの時に使用するため、法螺貝神楽などとも呼ば れた。弟子神楽に飯豊神楽、六角牛 神楽がある。戦時中は中断したが、 それ以降は継続して伝承している。 戦後踊り手不足により途絶えた演目 の復活を目指している。昭和60年 に保存会を設立。