野崎神楽

遠野遺産第130号

明治中頃に遠野郷八幡宮に奉納され ていた山伏達の神楽舞を習得して、 伝承したといわれる。山伏神楽系の 附馬牛町和野神楽の系統とも言われ ている。昭和7年に民俗学者本田安 次の前で上演した記録が残る(『旅 と伝説』など)。しばらく活動が停滞していたが、近年は保育園児、小 中学生を始めとした地域の若者も積 極的に参加し、80歳代の師範が指 導して地域活動の中核を担う存在と なっており、地域の各種イベントで 公演している。