中斉の夫婦カツラ

中斉の夫婦カツラ

2012.11.19

遠野遺産第122号

遠野市宮守町達曽部46-34

樹齢300年以上、宮守町の代表的老巨樹で二株が並んでそびえ立つことから、夫婦カツラと呼ばれている。どちらが亭主でどちらが女房か。樹下にはそれぞれ岩鷲山神社、稲荷神社が祀られていたが、平成9年に北株根元の祠に合祀された。祠には稲荷神社の嘉永7年(1854)建立棟札がある。北株の根元からはこんこんと清水が湧き出て多面に恵みを与える御神木として尊崇されてきた。今はすぐ脇の水量豊富な用水路から水を引き入れているが、今も根元から清水が湧き出ているのだろうか。

南株の樹下には水車があり、かつては地域住民に利用されていたという。この水車、鉄製で頑丈そうだ。この水車に前述の用水路の水が流れ込んで回すしくみになっているが、残念ながら水車は止められていた。遠野遺産に認定されたことで、再び息を吹き返すかもしれない。

中斉の夫婦カツラYouTube2012.11.19-01

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