旧宮守村の石碑群
掲載条件
- 供養塔(石碑)群は、原則3塔以上をメインとして掲載する。但し、供養塔(石碑)が1塔しかなくとも重要と思われるものは掲載する。
- 墓石群は供養塔(石碑)群から除外する。但し、供養塔(石碑)と同一場所にあり、供養塔(石碑)が5点以上ある場合または史跡である場合は対象とする。
- 供養塔(石碑)とは、庚申・馬頭観音・山神・金神・水神などを指すが、参拝記念碑も加えるものとする。
サムネイル画像とタイトルに撮影日の画像集「withPhoto」へのリンクが施されています。左側の各項目には過去に撮影された画像集やYouTubeも掲載されているものもあります。ただし、下記の説明文の最後に左側項目へのリンクがないものは、過去に撮影された画像集またはYuoTubeがありません。
2012.05.10
遠野市宮守町下宮守30地割
何度か通った道だが、宮守駅の撮影のためたまたまここに来てこの神社と出会った。宮守の商店街通りの端、宮守駅にほど近い踏切そばにこのお社がある。
お社の前が隣の民家の壁となっている。こじんまりとした神社だが隣の空き地が広く駐車場となっている。
お社の左脇と道路に面して多くの石碑も並んでいる。七庚申、従軍記念碑、山神、庚申、金華山、羽黒山、湯殿山など大正期に建立されてものが多い。
ここから少し離れた人目につきにくい場所に文政や天保など江戸期に建立された石碑が5塔ある。
2012.05.04
遠野市宮守町上宮守12地割
遠野市天然記念物指定の推定樹齢450年のエドヒガンザクラが境内にある。この境内に数多くの石碑が建立されている。すぐ目につくのが「山神」、その背後には自然石をうまく利用して石碑が並べられている。ここになんとも心惹かれる石碑と樹木のコラボがあった。また、大岩の上になんの支えもなく建っている石碑にも驚嘆する。
2011.11.18
遠野七観音の第五番札所
遠野遺産第五号
遠野市宮守町上宮守4地割
第五番札所。月見山平沢寺として大同2年(807)に創建されたと伝えられる。本尊の千手観音立像は総高77cmで江戸後期の作である。もとの本尊は、火災に遭った混乱で失われてしまった。
左側山斜面に沿って、並んでいる参拝記念碑群である。中心は大正、昭和に建立されている。一番手前の金華山の石碑は大正12年の銘があり、一番奥の富士山は昭和51年7月25日の銘がある。
2011.11.29
遠野遺産第107号(塚澤神社)
遠野市宮守町下宮守6地割
塚澤神社の境内は山里にあって広い。鳥居傍の庚申塔から始まり、境内を取り囲むように石碑が散在する。お社の右には集中して建立されている。
特に気になるのが聖地参拝記念として昭和10年代に建立された人物の座像、聖地とはそしてこの人は誰だろう。その横にあった石碑は震災で倒れてしまっている。比較的新しい石碑だったのだが。他には弘化と安永年間建立の念仏供養塔、大正時代の雷神など様々ある。
2011.08.17
遠野市宮守町下宮守43地割
数ある神社の中でも石塔の多さは抜きん出ていますので敢えて境内脇にあるものをピックアップしてみました。
伊勢神宮と彫られたりっぱな石塔が二つ目につきます。湯殿山、金華山、愛宕山、熊野神社、伊勢両宮神社、金比羅神社、太神宮、天照太神宮、稲荷祠などがあります。
2011.08.17
遠野市宮守町下宮守40地割
薬師窯のそばにあのます。金比羅大権現と太神塔が並んで建立され回りは盛り土されています。この石塔のすぐうしろに小さな祠があり、中には馬と思われるなんとも愛嬌のある小さな木像が安置されています。
この祠、別段なにも名前がないかもしれませんが駒形社と勝手に付けさせて頂きました。
2011.08.17
遠野市宮守町下宮守38地割
宮守中学校に程近いメイン道路沿いにありロケーションの良いところにある石碑群です。
17塔ほどと数の上では最高ランクの石碑群です。向かって右奥から金比羅大権現、湯殿山大権現、庚申塔、馬頭観世音、念仏供養塔など様々な石塔があります。
2011.08.17
遠野市宮守町下鱒沢34地割
派出所や簡易郵便局、商店がある鱒沢商店街とも言うべき場所の道路沿いにあります。
「沢田の碑群」という標柱がありますが今は誰も管理している様子はありません。庚申塔、南無阿弥陀仏供養塔、八将神などがあります。
すぐ後ろには用水路が流れており石橋が架けられています。
2011.08.17
遠野市宮守町下鱒沢14地割
迷岡線と神子線が交差する十字路にあります。
石碑群は二箇所に分かれており、昭和38年の庚申塔が一番新しいようです。
奥に鳥居を従えた「金比羅山塔」が主的存在です。その左傍らには念仏供養塔、庚申塔、u]南無阿弥陀仏供養塔など無数の石碑があります。
2011.08.17
遠野市宮守町下鱒沢7地割
駒形神社の傍にあります。
駒形神社に隣接して一里塚がありますが、それとは違います。
上り口にも石碑があり、こんもりとした小高い塚の上には馬頭観音と庚申塔が建立されています。さらにその奥には先祖代々のお墓と思われる墓石があります。
2010.10.25
遠野市宮守町下鱒沢17地割
市立鱒沢小学校を過ぎてすぐ、沢目農村公園前の道路を隔てた反対側にあります。
この石碑の後方には小さなお社があり、中には各地神社のお札が収められています。
庚申塔、南無阿弥陀仏供養塔、馬頭観音など4塔がコンクリートの土台にしっかりと据え付けられています。
2010.10.25
遠野市宮守町上鱒沢5地割
船渡公園を過ぎて船渡橋の手前、桜並木の土手の下にひっそりと佇んでいます。
念仏供養塔、水神塔、庚申塔、めずらしいところでは八将神があり、全部で5塔あるのですがもう一つは読むことができませんでした。
この場所は下綾織との境に位置し、猿ヶ石川を隔てたそう遠くない場所に鞍迫観音があります。
2010.10.12
遠野市宮守町達曽部6地割
湯屋地区にあり、国道396号線沿いにあります。石碑は全部でそこそこの大きさのものだけが3塔あります。一番大きいのが湯殿三山・二番目が月山三山・三 番目がもう一つの湯殿三山です。近くにある金森稲荷神社前の石碑群の中の鳥海山供養塔も合わせて、この地区の信仰の方向性が見えるようです。
2010.10.12
遠野市宮守町達曽部5地割
国道396号線沿いにありますが、一段低い農地の路上脇にあり、車からはよく見えない位置にあり、金森稲荷神社参道前にあります。石碑は神社を眺めるように建てられていて4塔あり、庚申塔や珍しい鳥海山供養塔があります。他の2塔は読むことが出来ませんでした。
2010.07.23
遠野市宮守町上鱒沢13地割
長泉寺前バス停がある十字路にあり、ぜぶで6塔が並んでいます。山方面に少し上がるとかやの木で有名な長泉寺があります。参宮紀念碑、南無阿弥陀仏、馬頭観音などがあり他は読むことが出来ません。この通りは鞍迫観音に続く道で1km弱と程近いところにあります。
2010.05.13
遠野市宮守村下宮守38地割
国内産で西洋種の種牡馬、第二金星号は、明治41年4月宮守村字田屋の照井愛助氏の生産に係わるものでこの当時としては稀にみる名馬でした。遠野開催の競りにかけられ宮守村六区の共有の種牡馬となり 、その後20年間良馬算出に大いなる貢献をしました。