遠野市附馬牛町の神社とお堂

サムネイル画像とタイトルに撮影日の画像集「withPhoto」へのリンクが施されています。左側の各項目には過去に撮影された画像集やYouTubeも掲載されているものもあります。但し、下記の説明文の最後に左側項目へのリンクがないものは、過去に撮影された画像集またはYouTube動画ありません。

大野の稲荷神社

2011.10.06

遠野市附馬牛町東禅寺4地割

蓮を栽培している大野部落。今はもう花の時期は過ぎてしまったがわずかにその名残を今も残している。

この蓮池の反対側の山沿い斜面の林の中にある。鳥居はない。参道らしき道が田圃の端から続いている。そばにはご先祖様が眼下に広がる集落を静かに見守っている。

お堂内には棟札があるようだが年代がよくわからない。 

荒川不動明王

2011.09.19

遠野市附馬牛町上附馬牛国有林内

荒川高原へ向かう途中の道路眼下に荒川不動の滝があります。道路を挟んで反対側の山斜面にこの不動堂があります。

道路沿いには鳥居と並んで不動明王の石像-天保13年(1842)-と手水場があり水神が祀られている。この水は名水らしくポリタンクを車に積んで汲みに来ている方がいた。

お堂脇には倒れた石碑があるが裏返しらしく何が刻まれているかわからない。

小さなお堂の中の小さな不動明王像が、私たちを迎えてくれる。

和野の山神神社

2011.09.10

遠野市附馬牛町下附馬牛17地割

和野集落三叉路にある山神の石塔神社。本来であれば石碑群に入れるべきところなかなか景観がよろしく風情風格も神社として申し分なく、神社としての項目に入れました。

そばには二つの割れたコンクリート壁とおぼしき大岩があり、一里塚のような趣があります。山神の石塔以外にもちいさな石塔が並んでおり、後方には稲荷の祠があり、山腹にも稲荷の祠があります。

白滝神社と駒形神社

2011.09.10

遠野市附馬牛町下附馬牛17地割

猿ヶ石川のそば、重湍渓(チョウタンケイ)の下流に位置する。

この神社そばの景観も重湍渓(チョウタンケイ)に勝るとも劣らないなかなかの眺め。白滝神社後方が砂防ダムになるのだが、勢いよく水が流れる砂防ダムの傍らに小さな駒形社がある。ここまで来ると水しぶきが霧となって降りかかってくる。

この下数箇所ほどちいさな滝があるが、これが白滝命名の由縁であろう。

YouTube動画はこちらにあります。

小出の山神神社

2010.08.29

遠野市附馬牛町上附馬牛

重湍渓(チョウタンケイ)の手前1kmほどのところの道路を挟んで猿ヶ石川と反対側の山の斜面にあります。

赤い鳥居が目を引き、山神と書かれています。お社は小さく、確かに中には山神大神のお札が祀られています。祠の傍らにはすでに錆び付いた剣が奉納されています。

熊野神社(安居台)

2010.07.22

遠野市附馬牛町安居台3地割

荒川に面した田圃の中の杉木立に囲まれて小さなお社があります。近くにある金山彦神社もですが、ここ安居台では大きなお堂では神社は造らなかったようです。この熊野神社は雨風除けの建物のの中にちいさなお社が入っています。鳥居は低くお辞儀をしないと通れません。

片岸の宇迦神社

2011.10.10

遠野市附馬牛町下附馬牛11地割31番地

附馬牛小学校校庭背後の山肌にひっそりとあります。この場所に移築されてものだそうで土台はコンクリートで補強されています。せまく雑草のはびこる境内には、珍しい「養蚕神」の石塔があります。お堂内には仏像、権現様なとが安置されています。また、お堂入口上部に魚の形をした木片が掛けられていて、虚空蔵と彫られています。

静かに子供達の成長を見守る神様ですが、残念ながらお堂には数カ所の壁板の修理が必要です。小学校前には牛舎があり、まさに附馬牛の名にふさわしい光景です。

過去に撮影した画像はこちらにあります。

三照稲荷神社

2010.07.03

遠野市附馬牛町上附馬牛21地割

こ の神社前の畑の中に龍神を祀る新しい祠があります。新旧二つの赤い鳥居が出迎え木枠の階段を上がります。狭い境内にはこちらも新旧二つのお堂があります。 本堂に加えて小さな祠を祀るのが普通のところ、本堂よりやや小さいお堂を建てるとは。龍神様も本当はこの境内に建てたかったのかも。

小倉稲荷神社

2010.07.03

遠野市附馬牛町上附馬牛5地割45番地

遠 野ふるさと村近くの小倉集落の中にあり、赤い鳥居が幹線道路から見ることが出来ます。比較的大きなお堂で裏側すれすれに道路があります。境内にはお堂の他 になにかを祀っていたであろうブロックの囲いがあります。

詳しい説明はこちらです。

新山神社

2010.07.03

遠野遺産第112号

遠野市附馬牛町東禅寺7地割

最初の鳥居から200mはあるでしょうか。民家の間を通り、牧草地を抜けるとほどなく現れます。本堂に比べて境内は広いわけではありませんが佇まいがなか なかいい、また本堂を真ん中に左右に八幡社と昌稲荷社があります。なんとも本殿の彫刻が凝っていて見応えがあります。以前はしんざんと言い、現在はニイヤ マと呼んでいます。

過去に撮影した画像はこちらにあります。

附馬牛祖師堂

2010.06.21

遠野市附馬牛町下附馬牛23地割

確かな名前は確認しておりません。お 堂の引き戸はガラス張りで中を見ることが出来失礼して撮らせて頂きました。今もめんめんと続いている深い信仰に敬意を表します。

金山彦神社

2010.06.21

遠野市附馬牛町安居台3地割

安居台橋を渡り山に向かって走り左に右折し てすぐです。神社の脇に小川(用水路)が流れています。杉木立に囲まれていますが、境内といえるものはなく狭い敷地ではありますが、鳥居から参道そして極 小さいお堂(祠)までの雰囲気は川の流れも心地よくなかなかグッド。

早池峰神社

2011.08.29

遠野市附馬牛町上附馬牛19大出81

民宿「わらべ」が見えると早地峰神社はもうすぐ。山門前の市道には杉の古木が並木を造り荘厳な雰囲気を醸し出します。茅葺きの山門は風格があり、参拝する気持ちも自然と厳かになります。

山門をくぐり左の小山には駒形神社があります。拝殿も茅葺きですが、上にシートがかぶせられ板で打ち付けられています。この拝殿の右脇には手水があり、イチイの古木と不動尊が祀られています。

YouTube動画と過去に撮影した画像はこちらにあります。

神遣神社(カミワカレジンジャ)

2011.08.29

遠野遺産第57号

遠野市附馬牛町上附馬牛15地割

早池峯神社へ至る道の途中にある。早池峯二十末社の首座。祭神として、遠野三山の神霊を祀る。神遣という名の起源は、遠野三山の女神たちがここから三山に 別れたという故事によるものである。

YouTube動画と過去に撮影した画像はこちらにあります。

荒川駒形神社

2011.11.17

遠野遺産第56号

遠野市附馬牛町上附馬牛14地割

阿曽沼氏の家臣であった佐々木氏が馬産の神を祭ったことに始まる。遠くからの参詣者も列を成し、多くの信仰を集めた。奉納された多くの鳥居や絵馬はその 証であり、馬産地遠野を代表する神社である。

本日総代を務める方とお会いして、駒形モータース社長の佐々木精太郎氏が宮司をなさっていることをお聞きしました。また、駒形神社の左傍にある石を祀る祠が山神さんであるということ、右傍にあるお社はどこぞへの参拝記念に建てたのではないかとのことでした。

YouTube動画と過去に撮影した画像はこちらにあります。

荒川元駒形神社

2011.10.30

遠野遺産第56号付随

遠野市附馬牛町上附馬牛14地割

荒川に架かる橋のそばに駒形神社の大鳥居がある。ここを上っていくと民家があり少しまた歩くと古い大鳥居がある。ここを越えるとすぐ右側にこの元駒形神社がある。

現駒形神社からかなり離れているので別に掲載することと致しました。

元というからには古い神社。それを証明するかのように、遠野市天然記念物指定された大杉が見守っています。

荒川高原牧場は平成20年3月28日、国選定重要文化的景観に選ばれました。

菅原神社

2011.11.14

遠野遺産第34号

遠野市附馬牛町下附馬牛5地割50番地

本殿は三間四面、拝殿は四間二間、老杉の並木。境域一帯に松、杉等が茂る。『遠野物語』119話に記述があり、天神の森として有名である。祭日は旧7月 25日であり、現在も行われている。

鉄橋を渡り、杉木立が両側に整然と並ぶ長い参道を上っていく。山の斜面を利用して共同墓地がある。赤い鳥居を抜けると広大な境内が広がる。最近整地されたように真新しい感じ、広い敷地にはお堂以外には過去を紐解くものがないのが残念。ただ、今でも例大祭には相撲か゛奉納されており、土俵にはビニールシートが掛けられていた。

YouTube動画と過去に撮影した画像はこちらにあります。