五百羅漢
さて、この五百羅漢のある地形を見ると、もともと地表に剥き出しになった岩に刻まれたのかどうかだ。無数にある岩も中央は谷のように低くなっており、五百羅漢はこの窪み沿いに山斜面に彫られている。この窪みの下には水が流れている音がするが、果たしてこの窪みが沢だったのか。
私が思うに義山和尚が五百羅漢を彫るために土中に埋まっている岩を掘り出したのではないか。いくつかの岩が地表に出ていて、下に多くの岩があるのがわかりこの場所に五百羅漢を掘ることに決めたのではないかと思えるのだが。
2011.12.02
遠野市綾織町新里30地割
大飢饉で亡くなった人たちの供養として大慈寺の義山和尚が明和2年から数年かけて彫り上げたものです。
愛宕神社脇から山腹を目指して登ります。さほどきつくない傾斜です。五百羅漢入り口には別ルートで車でも行けます。五百羅漢は岩に線描きで仏様を彫り込んでいます。苔むしてわからないものがほとんどですが、百体程度は確認することができます。
YouTube-五百羅漢-2011.12.02
2011.08.26
遠野市綾織町新里30地割
大飢饉で亡くなった人たちの供養として大慈寺の義山和尚が明和2年から数年かけて彫り上げたものです。
愛宕神社脇から山腹を目指して登ります。さほどきつくない傾斜です。五百羅漢入り口には別ルートで車でも行けます。五百羅漢は岩に線描きで仏様を彫り込んでいます。苔むしてわからないものがほとんどですが、百体程度は確認することができます。
YouTube-五百羅漢-2011.08.26
2010.06.25
遠野市綾織町新里30地割
愛宕神社脇から山腹を目指して登ります。さほどきつくない傾斜です。今回、ほんの50m程行ったところに熊の糞が道の真ん中にありました。道端の桜の枝も みごとに折られていました。さくらんぼを食べていたようです。野生動物が身近にいるのが遠野です。五百羅漢入り口には別ルートで車でも行けます。五百羅漢 は岩に線描きで仏様を彫り込んでいます。苔むしてわからないものがほとんどですが、当時の苦労が垣間見られます。