貞任高原風力発電所
2012.05.16
遠野市土淵町国有林内
水芭蕉群生地入り口標識からさらに1km登ると風を受けて回るどでかい風車が待っています。残念ながら、水芭蕉はすでに花が終わり葉が50cmほどまで伸びていました。当たりは高原地帯ですから牧草地が広がっています。山の起伏が結構あるため、全部がきれいに横一線に並んでいるわけでありません。
今日は時折日が差すものの風が強く肌寒い日で、山の頂上のこの高原の風の強さは相当です。遠くから見るとさほど大きく感じない風車も、近くで見るとその大きさに圧倒されそうです。ハブの高さ68m、羽根(ロータ)の長さ61.4m。
この風車は遠野12基、釜石17基、大槌14基あり、総電力42,900KW、遠野・釜石・大槌ほぼ全域に当たる約3万世帯分の発電量とのこと。この電力は東北電力に売電されています。平成16年から17年間契約とのことです。
ある意味、遠野・釜石・大槌は自前の再生エネルギー設備を完備しているといえるかもしれません。そう思うとこの風車たち、とても頼もしく見えてきます。
貞任高原風力発電所-1-YouTube2012.05.16
貞任高原風力発電所-2-YouTube2012.05.16
貞任高原風力発電所-3-YouTube2012.05.16
2010/04/26
遠野市土淵町国有林内
水芭蕉群生地入り口標識からさらに1km登ると風を受けて回るどでかい風車が待っています。当たりは高原地帯ですから牧草地が広がっています。山の起伏が結構あるため、全部がきれいに横一線に並んでいるわけでありません。
一番近くの風車のそばに行くと、羽の風切り音が不気味に響いています。真夜中にこんな音を聞いたら眠れないでしょうね。