喜清院のシダレザクラ

喜清院のシダレザクラ

2012.05.04

昭和58年5月1日遠野市指定天然記念物

遠野遺産第121号

遠野市青笹町青笹6地割6

享保5年(1720)、六世積元和尚が南部家から拝領し堂前に手植えしたというシダレザクラが明治23年に火災で焼失。その実生を植えたものが現在の木である。

積元和尚は、元は南部家の草履取りで藩主の喪に遭うや菩提を弔うべく出家断髪し、喜清院住職となり主家南部に赴き墓前にて親しく昇降礼拝し帰途、桜樹を拝領し墓前に墓前に手植えしたと伝承されている。昭和58年市指定天然記念物に指定されている。