青笹のイブキ
2011.10.07
1977年 4月 26日岩手県指定天然記念物
遠野市青笹町糠前41地割
イブキは、暖地の海岸に見られる美しい針葉樹で、庭木として使われることが多い。
この樹種は、形の違った葉を出す習性があり、普通、イブキといえばヒノキ葉だけのものをさし、スギ葉をだすものをビャクシンと呼び、そして両型の葉を出すものをイブキビャクシンと呼んでいる。本樹はイブキビャクシンにあたる。
根元幹囲約2.3m、目通径2.3m、枝張9.5m、高さは約7mである。
イブキは年肥大量が少ないので、これまでなるのに約300年はかかっているものと推定される。